週刊金融財政事情への寄稿
週刊金融財政事情の2025年1月7日号に「二つの類型が混在する中小企業の粉飾決算への対応とその課題」というタイトルの論考を掲載していただきました。立教大学大学院客員教授の前田順一郎先生との共著になります。編集部様の許可をいただきましたので、こちらに転載します。
銀行融資の粉飾決算対策は一部でホットな話題となっていますが、粉飾決算のリスクだけを取り出して対策することの意味と効果、注意点などについて、会計とモデル開発、それぞれの専門の立場から考察した内容になります。
さて、今年はいよいよ国内会計基準におけるIFRS9の内容が固まるとも言われています。無風状態と言われて久しい銀行の信用リスク管理分野にとって、金利ある世界に続く、第二の黒船来航となるのか注目されます。粉飾決算の話題にとどまらず、当面は会計分野の動きから目が離せません。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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